夜勤で大変なことといえば「夜通し働くこと」ですが、それと同じくらい大変なのが「明るい時間に眠ること」なんですよね。さらに、ここに夜勤シフトが加わると苦しみが倍増するのです。
そんな昼の睡眠ですが、じつは、眠る環境を整えることで大幅に改善ができるんですよ。そこで…
眠る環境を整えるグッズのひとつ「遮光カーテン」を取り上げて詳しく解説します!

部屋を暗くすればスヤスヤ眠れるのです…ZZZ
この記事では、夜勤をする人には必ず利用してほしい遮光カーテンについて解説します。
Contents
遮光カーテンのメリットとデメリット
私たち人間はいにしえの昔から「昼に起きて夜に寝る」という生活をしてきました。そのため、明るい環境のもとでは、脳が覚醒して眠れなくなってしまうんです。
でも、繰り返しになりますが・・・夜勤の睡眠は、環境を整えてあげると大幅に改善することができます。そのアイテムのひとつが遮光カーテンなんです。
そんな遮光カーテンのメリットとデメリットご紹介しますね。
遮光カーテンのメリット
・部屋を暗くできる
・冷暖房の効率UP
・防音の効果
・防犯の効果
・部屋の中の日焼け防止
部屋を暗くできるのは当然ですが、それ以外の大きなメリットといえば「冷暖房の効率UP」です。夏は遮光カーテンの有ると無しで冷房の効きがまるで違ってきます。
夜勤って昼間ずっと家にいることになるので、夏の電気代ってバカにならないんですよねぇ。遮光カーテンを上手に活用して電気代も安く抑えましょうね。
遮光カーテンのデメリット
・値段が高い
・選べるデザインが減る
・厚みがある
・洗濯しにくい
・風を通さない
特殊な加工がされているという理由で、かつて遮光カーテンは「値段が高い」イメージがありましたが、ネット販売などもあって、現在ではお手頃な価格で購入できるようになりました。
ただし、部屋を真っ暗にしようとすると、オーダーでジャストサイズを作ったり、カーテンレール上からの光漏れ対策の必要があったりするので、やはり通常品よりは割高になります。
デザインなんてどうでもいいわ!って男性の声が聞こえてきそうですが、デザインってとても重要なんですよ。なぜなら、寝室に違和感があると(特に夜勤は)眠りづらくなるから。
幸い、値段と同様に、遮光カーテンのデザイン性もどんどん良くなってきているので、吟味をかさねて、寝室が大好きになるような最良の遮光カーテンを選んでくださいね。
遮光カーテンの等級について
ひとえに遮光カーテンといっても、光を遮(さえぎ)る度合いはさまざまです。ラインナップには、もっとも暗くできる遮光1級から、遮光2級、遮光3級の3タイプがあります。
それでは遮光1級、遮光2級、遮光3級の特徴をそれぞれご紹介します。
遮光1級
遮光度99.99%以上
顔の表情が認識できないレベルの暗さ
どれにするか悩むなら遮光1級を選んでおけば問題無しです。カラフルでかわいい柄もあるので探してみてね。ちなみに…同じ遮光1級でも濃い色のカーテンの方が部屋が暗くなります。
遮光2級
遮光度99.80%以上~99.90未満
顔の表情が認識できるレベルの暗さ
遮光1級と遮光3級のはざまにあるためか?ネットで探しても遮光2級はなかなか見つかりません。中途半端なため、あまり需要が無いのかも?
遮光3級
遮光度99.40%以上~99.80未満
本を読んだり、事務作業をするには困難なレベルの暗さ
人間にとって最高の目覚めとは「夜が白み始め、だんだん明るくなって目を覚ますこと」なんだそうです。なので、普通の睡眠(夜寝て朝起きる)に遮光1級のカーテンは不向きなんだそうです。
昼勤週に最高の目覚めを求めるなら遮光3級をどうぞ。ま、遮光1級で少しカーテンを開けて寝れば同じだと思いますが…
遮光1級には、光をまったく通さない「完全遮光」という商品もあります。その言葉どうり、光をまったく通さないカーテンなんです。その遮光1級(完全遮光)のカーテンについてご紹介しますね。
遮光1級(完全遮光)
遮光度99.99%以上
顔の表情が認識できないレベルの暗さ
規格としては遮光1級と同じ扱いになりますが、完全遮光(まったく光を通さない)という名前の通り、本当に光を通しません。スゴイ。
ただし・・・
個人的には「通常の遮光1級で十分かな」と思います。
それと、完全遮光のカーテンはモノによって、ゴワツキ感が半端なかったり、ビニール臭が強い商品もありますので、購入するときは注意が必要なのです。
ネット購入するときはカスタマー評価☆☆☆☆★をしっかりチェックをしてね。
師
・・・なんて人もいらっしゃると思います。そんな人に向けて、部屋を真っ暗にする方法をご紹介します。
遮光1級(完全遮光)で部屋を真っ暗にする方法
やることはたったの二つです。
②光漏れ防止カーテンレールを設置
まずはオーダーで「ジャストサイズの遮光1級(完全遮光)のカーテン」を作りましょう。これで寸足らずでカーテン下部からの光漏れを防げます。
続いて「光漏れ防止機能の付いたカーテンレール」を設置しましょう。これで上部からの光漏れが防げます。
※賃貸の場合、取り付けには管理人の許可が必要だと思います
ここまですれば、おそらくホテル並みの暗闇が手に入ると思います。真っ暗をお望みの方は試してみてね。
それと…あまりにも環境(光、音、温度など)にこだわり過ぎると、チョットした条件がそろわないだけで眠れない性格になってしまいます。
ほどほどにこだわって辛い夜勤を乗り切っていきましょうね。
※夜勤の睡眠で困っているなら、私が書いた記事があるので参考にしてみてね。
この記事では夜勤での睡眠の取り方をご紹介しています。かつて夜勤で眠ることができずに苦しんだ私が、それを克服することができた8つの秘訣です。同じように眠れなくて困って人は試してくださいね。
夜勤シフトを20年経験し、のちに退職した管理人が「夜勤を辞めたい人へのアドバイス」をさせていただきます。そのほか「夜勤を辞める方法」「会社を辞めるときに抱える悩み」「夜勤を辞めて良かったこと」「夜勤を辞めて悪かったこと」もお届けしますね。夜勤が辛くて辞めたい人が次のステップへと進むヒントになると思いますので、良かったら読んでみてね。
あとがき・・・
夜勤をする人に向けて遮光カーテンの説明をさせていただきました。
みなさんも自分好みの暗さを演出してくれる遮光カーテンを吟味して、辛い夜勤を乗り切っていきましょうね。
それでは・・・

記事:けいすけ
この記事では、転職エージェントをおすすめする理由、私の転職で役立った転職エージェント3選、転職エージェントを使った転職活動5つの手順をご紹介しています。いまの会社が辛くて転職を考えている人は参考になると思いますので、是非ご覧くださいね。