この記事では『夜勤している会社を辞めることに決めたけど、どんなスケジュールで進めればいいのか分からないんです』そんな悩みを抱える人に向けて書いています。
年齢を重ねるごとに辛くなる夜勤、将来を見すえて辞めることを決断しても、いったい何からどう進めればいいのか分かりませんよね。
とくに夜勤って、最少人数でシフトを組んでいることが多いので、いままで一緒に働いてきた仲間にも迷惑を掛けたくないし。
そこで夜勤経験者でしかも退職も経験した管理人が…
会社を辞める方法を詳しく解説します!

この日までには退職するぞ
この記事を読めば、夜勤している会社を円満に辞める方法、その退職するスケジュールを知ることができます。
※辞めようか?続けようか?悩んでいる人はこの記事も読んでみて…
夜勤を辞めるべきか?続けるべきか?相談する相手がいなくて、ひとり悩んでいませんか?この記事では8個の辞めたい理由ごとに、夜勤経験者の管理人がアドバイスをしています。よかったら参考にして下さいね。
会社の退職スケジュール
それでは早速、夜勤してきた会社を辞める方法を解説しますね。
まずは全体の流れが分かるように、退職のスケジュールを表にまとめたのでご覧ください。
もう夜勤なんかやってられるか、辞表をどーん!って感じで、会社を去るのが快感なんでしょうけど、現実は甘くなくて、とっても長い道のりとなります。
だいたい退職までは2か月くらいの道のりと考えておいてくださいね。
それでは順番に見ていきましょう!
※可能であれば次の職場を決めてから退職を伝えるのがベストです…ま、可能ならね
この記事では、転職エージェントをおすすめする理由、私の転職で役立った転職エージェント3選、転職エージェントを使った転職活動5つの手順をご紹介しています。いまの会社が辛くて転職を考えている人は参考になると思いますので、是非ご覧くださいね。
【2か月前】退職する意思を伝える
就業規則でいつまでに退職の届け出が必要か?を確認し、その期日に合わせ直属の上司に面談を申し込んで「会社を辞めたい」ことを伝えましょう。
就業規則に期日のことが無い場合には、後任選びや引継ぎのことを考えて、おおよそ2か月前に伝えるのが一般常識となっています。
私の会社の就業規則では『2か月前までに退職願を提出すること』となっていましたので、同時に退職願も提出しました。みなさんも必ず就業規則をチェックしてね。
⇒退職願の書き方
ちなみに・・・法律では14日前までに届け出をすれば退職できるとなっています。でも…円満退社を目指すなら、会社のルールが最優先、次に一般常識の2か月前だと考えましょうね。
極力、忙しい時期の退職は避けましょう。今まで一緒に夜勤を頑張ってきた仲間のためにも、夜勤が無い時期などに退職するのが良いです。ま、可能ならね。
そして直属の上司の顔を立てましょう。その人を飛び越えて上役に相談したり、相談に行く前に他から漏れ伝わったりするとヘソを曲げて、スムーズな退職の妨げになるよ。
引き止められても意思を強くもって退職してしまいましょう。気が変わって会社に残っても、今回のウワサが広がって居づらくなるだけですよ。

もし、会社の上司が怖くて言い出せない…などありましたら、上司と顔を合わせずに辞めることができる退職代行サービスがありますので活用してみてね。
⇒退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決!
【1か月前】退職届の提出、引継ぎ
面談で退職の日付が確定したら『退職届』を提出します。就業規則を確認して、期日までに提出しましょう。
⇒退職届の書き方
期日や出し方に特に指定が無いのであれば、1か月前くらいに、直属の上司へ手渡しするのが一般的です。
退職届が受理されたなら、引継ぎを始めます。自分が主体となって関わってきた業務の段取りや進捗状況を、資料にまとめて、後任者に引き継ぎましょうね。
私が引継ぎしたのは、不良集計のまとめ方、会議資料の作り方、参加していたプロジェクト会議の進捗をそれぞれ後任者に口頭で引き継いでもらっただけでした。夜勤シフトだと楽なもんです。
【10日前】挨拶まわり、有休の消化
一般常識では、退職へのカウントダウンが始まると同時に、お世話になった方への礼状を送ったりする時期です。うーん…工場だからでしょうか、一通も送らんかったなぁ。
引継ぎも終わっているなら有給の消化に入ります。有給は社員として当然の権利なので、上司と相談して取りましょうね。つぎが決まっていないなら転職活動もできますし。
【退職】貸与品などの返却、書類の受け取り
ついに退職の日です。ロッカーや机をキレイに片づけて、あとは貸与品などの返却をします、そして今後に必要となる書類などを受け取ります。
会社へ返すもの、会社からもらうもの、それぞれを一覧にまとめましたので参考にしてくださいね。
・社員証、ICタイムカード、社章など
・健康保険被保険者証
・名刺
・ロッカー、机の鍵
・制服(要クリーニング)
・年金手帳
(自宅で保管している場合もあります)
・雇用保険被保険者証
(自宅で保管している場合もあります)
・源泉徴収票
・離職票
(次の会社が決まってないなら必要)
・社会保険の資格喪失証明書
(次の会社が決まってないなら必要)
※源泉徴収票と離職票、社会保険の資格喪失証明書は後日送られくる場合が多いです。
会社を辞める方法でした!
転職が決まっている人は次の会社からの指示が、決まっていない人も辞めた会社から何らかの案内があると思いますので、このあとはその指示に従って行動してくださいね。
まだ就職が決まっていない人は、根気よくいい会社を探してくださいね。就職はタイミングが一番です!常に就職情報に目を通しておきましょうね。
もしかしたら、役に立つかも知れませんので、転職サイトと転職エージェントをまとめておきます。
・
・DODA
転職エージェント(アドバイザーが仲介してくる)
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すべて無料で利用できます。
あとがき・・・
会社を辞める方法、円満に退職するスケジュールをご紹介しました。
最後にひとつだけ・・・
説明した2か月前の上司の面談前に、クレジットカードの作成や引っ越しなどを済ませておくのがベターですよ。
とくに転職先が決まっていない人は、会社員を辞めた時点で「サービスによっては審査がめっちゃ厳しくなる」のでご注意を。
どうかご一考くださいね。
それでは・・・

記事:けいすけ