夜勤の仕事を20種類紹介します！仕事の内容や勤務パターンを詳しく

 
現代の日本では労働者の5人に1人が何かしらの夜勤をしているそうです。
 
そんな私も工場で夜勤シフトを20年経験してきました。でも…別に夜勤を志願したわけでは無くて、転職を繰り返して気が付いたら夜勤をしていた。そんな感じなんですよね。
 
みなさんもいつ夜勤と関わるかも知れませんよ。そこで…
 
夜勤の仕事を20種類紹介します！
 

ええやん・・・
 
この記事を読めば夜勤の仕事20種類について「仕事の内容」や「夜勤のパターン」をご理解いただけます。
 

 
 

 
 

夜勤のある仕事20種類を紹介します！

たくさんある夜勤の仕事の中でも、日常的に夜勤を行っている20種類です。ネットで検索されている回数が多い順番に紹介しますね。
 
 それではどうぞ！
 

 
 
ネットで一番検索されている夜勤のお仕事は「看護師」でした。そして2位が、私も夜勤をしていた「工場の作業者」です。
 
それでは1位から順番に見ていきましょう～
 
 

1.看護師

 
どんな仕事？
医師が行う診察や治療の補助、患者の日常生活の世話、患者が抱える悩みのケアなど、その仕事は多岐にわたります。看護師になるためには厚生労働大臣が所轄する国家資格が必要です。
 
どんな勤務形態？
二交代勤務と三交代勤務があります。二交代は日勤(8時間）と夜勤（16時間）で回します。一方、三交代は日勤（8時間）、準夜勤（8時間）、夜勤（8時間）で回します。夜勤専属の求人もありますよ。
 

 

2.工場作業者

 
どんな仕事？
自動車、家電、半導体、プラント、製鉄、食品など勤める工場によって仕事内容は大幅に変わります。工場での働き方もライン作業、マシンオペレータ、検査、現場管理など様々です。
 
ちなみに私は電子部品の表面実装をするマシンオペレータをしていました。空調が効いた静かな職場でした。
 
どんな勤務形態？
24時間を二交代または三交代で回して、週末にシフトチェンジするのが一般的です。ただし24時間365日稼働するプラントや製鉄、食品などは変則的なシフトを組んでいることが多いです。
 
ある製鉄所のシフト例です。昼3日⇒休2日⇒夜3日⇒休2日⇒準夜3日⇒休1日…かなり変則的でしょ？
 

工場のシフトについてはこちらを…

 
 

 
 

3.コールセンターオペレーター

 
どんな仕事？
顧客からの電話応対がおもな仕事です。企業のお客様窓口、コンピューターのテクニカルサポート、テレビショッピングの注文受付、タクシーの配車業務、葬儀の受付など…仕事内容はさまざまです。
 
ただし同じ職種でも昼の勤務ではこちらから営業電話をかける仕事も多いのでご注意を。
 
どんな勤務形態？
ほとんどがアルバイトや派遣での採用で、勤務時間は融通が利きやすいです。自宅可なんて採用もよく見かけます。
 

 
 

4.コンビニ店員

 
どんな仕事？
接客のほか、商品の陳列、商品の発注、店内清掃、簡単な調理など仕事内容は多岐に渡ります。覚えることは多いですがマニュアル化されているので心配は不要です。
 
どんな勤務形態？
ほとんどがアルバイトでの採用で、勤務日数や時間は融通が利きます。でも…店舗によるかな。
 

 

5.医師

 
どんな仕事？
入院患者のいる病院では常に医師が常駐することが法律で義務付けられています。そのため医師は週に1回を限度として宿直することがあります。
 
宿直とは（建前上）ほとんど労働しない勤務とされ、適切な睡眠設備で十分な睡眠時間が確保されます。手当として労働者の一日平均賃金の3分の1を下回らない額が支給されます。
 
どんな勤務形態？
通常勤務⇒宿直⇒通常勤務などが一般的だと思います。
 

 
 

 
 

6.介護師

 
どんな仕事？
老人ホームや老人保健施設で高齢者のサポート（食事、排泄、入浴などのお世話）をする仕事です。入所型の施設では24時間の介護が必要なため夜勤が必須となります。
 
どんな勤務形態？
二交代と三交代があります。二交代は朝勤（8時間）と夜勤（16時間）で回し、三交代は朝勤（8時間）、準夜勤（8時間）、夜勤（8時間）で回すのが一般的です。
 

 
 

7.運転手

 
どんな仕事？
ひとくちに運転手といっても、長距離トラック、深夜バス、コンビニやスーパーへの配送、タクシー、運転代行など様々な仕事があります。
 
どんな勤務形態？
業界によって勤務時間はバラバラですが、正社員の場合は昼夜のシフト勤務が一般的です。
 

 

8.警備員

 
どんな仕事？
道路での交通誘導、施設内での警備などの仕事があります。
 
どんな勤務形態？
日勤、夜勤、当直（当務）の勤務形態があります。日勤は朝から夕までの勤務。夜勤は夜から翌朝までの勤務で、施設内警備の場合は仮眠時間があることも多いです。
 
当直とは24時間拘束で実働16時間程度の勤務で仮眠時間があります。
 

 
 

9.ガソリンスタンド店員

 
どんな仕事？
セルフスタンドでモニターの監視とトラブル時の対応がおもな業務です。危険物取扱乙種4類と普通自動車免許は必須となります。
 
どんな勤務形態？
アルバイトでの採用がほとんどで夜勤専属の勤務になります。
 

 

10.ホテルスタッフ

 
どんな仕事？
フロントでのお客様対応。深夜時間帯は事務作業やホテルの巡回など。夕方のチェックインと翌朝のチェックアウト時が多忙を極めます。忙しい～
 
どんな勤務形態？
二交代または三交代でシフトを回すのが一般的です。二交代の夜勤は夕方～翌朝までの勤務で2時間程度の仮眠時間があり、夜勤明けと翌日が休みになるのが一般的かと思います。
 

 
 

 
 

11.清掃作業員

 
どんな仕事？
閉店後のオフィスや商業施設、飲食店などを清掃するお仕事です。一人で黙々というよりはチームワークで働く現場が多いです。体力がある人にぴったりな仕事です。
 
どんな勤務形態？
正社員の採用も見かけますが、夜勤清掃の求人の多くはバイトですね。
 

 

12.システムエンジニア

 
どんな仕事？
金融ネットワークなどは止まることが許されません。そのため人の目での24時間365日監視する必要があるんだそうです。知らなんだ。
 
どんな勤務形態？
求人を見るとシフト勤務とは書いているのですが、具体的な勤務実態はわかりませんでした。む。
 

 

13.警察官

 
どんな仕事？
私たちの生命や財産を守り、安心して暮らせるように治安を維持するお仕事です。警察学校を卒業すると、ほとんどの警察官が交番に配属され、夜勤が必須になります。
 
どんな勤務形態？
交番での勤務は「4日間サイクル」で繰り返す形態を取ることが多いです。シフトの例を挙げると…
①日勤（朝～夕）⇒②当番（昼頃から翌日の午前までの勤務）⇒③非番⇒④休み
 

 

14.消防士

 
どんな仕事？
火災現場だけでなく、交通事故や崩落事故、また水難事故などの現場へも出動してくれます。
 
どんな勤務形態？
採用された地方自治体によって勤務スタイルは、2部制、3部制に分かれます。
  2部制・・・当務⇒非番⇒当務⇒非番⇒当務⇒非番⇒休み⇒休み
  3部制・・・当務⇒非番⇒休み⇒当務⇒非番⇒休み（数回繰り返すと日勤が1日入ります）
 

 

15.パイロット

 
どんな仕事？
国際線のパイロットは、目的地によって出発が夜となり、日本時間で夜通し操縦することになります。
 
どんな勤務形態？
長距離フライトの場合は3～4人で操縦し交代で仮眠をとります。フライトのあとには3日程度の休暇があるそうです。
 

 

16.キャビンアテンダント

 
どんな仕事？
乗客に食事や飲み物を提供するほか、万が一の事態では保安要員として働きます。国際線で出発が夜の時は、夜を通して働くことになります。
 
どんな勤務形態？
長時間フライトの場合には、交代で仮眠をとります。
 

 
 

 
 

18.飲食店店員

 
どんな仕事？
飲食店で接客や調理などを行います。居酒屋、牛丼店、ファミリーレストラン、ファストフード、ラーメン店など…働く場所は様々です。
 
どんな勤務形態？
昼や24時間で営業している店舗では昼と夜のシフト勤務が一般的です。でも…求人情報をザーッと見ても、アルバイト採用が大半ですね。
 

 

18.物流センター作業員

 
どんな仕事？
倉庫内で商品の仕分け、梱包、積み込みなどを行います。コツコツと働くのが好きなら向いているかも。
 
どんな勤務形態？
派遣やアルバイトでの採用がほとんどで、朝と夜のシフト勤務の求人もあれば、夜勤専属の求人もあります。どちらにしても融通はきいてもらえそうかな。
 

 

19.土木作業員

 
どんな仕事？
鉄道工事は終電から始発まで夜通し行われます。また道路工事も渋滞を避けるため夜に行われることが多いですよね。
 
どんな勤務形態？
正社員採用の場合は昼夜のシフト勤務が一般的なようですね。
 

 

20.葬儀屋

 
どんな仕事？
人が亡くなると迅速に対応しなければならないため基本的に24時間体制をとっています。夜勤は必須なのです。
 
どんな勤務形態？
昼と夜のシフト勤務が一般的です。ただし葬儀が重なると連続して夜勤を行うこともあるそうです。365日休み無しでシフトも変則的になりがちです。
 

 
 

 
 
夜勤を始める前にこの記事も読んでみてね…
 
夜勤のメリットとデメリットをチェックしとこ

夜勤と寿命についても知っておいてね…

 
 

 
 

あとがき・・・

夜勤がある仕事20種類でした。
 
そのほかにも夜勤がある仕事がありますのでザーッと紹介しておきます。

 
これからもどんどん夜勤をする職種が増えていきそうですね。大変だ。
 

 
 
それでは・・・
 

記事：けいすけ