この記事は『夜勤を辞めるべきか?続けるべきか?マジで悩んでいるんです』そんな人に向けて書いています。
不規則な生活をしいられる夜勤って、肉体的にも精神的にも大きな負担が掛かるので、つい「もう夜勤なんて辞めようかな?」と悩んでしまうんですよね。
そんな思いを誰かに相談したいけど、夜勤未経験者のアドバイスはピント外れだし、同僚に相談したら騒ぎになるだろうしで、ひとり悶々(もんもん)と悩んでしまうんですよね。
そんなあなたに夜勤経験者の私が…
夜勤を辞めるべきか?続けるべきか?辞めたい理由ごとにアドバイスします!

うーん・・・どうしようかなぁ?
この記事を読めば、夜勤を辞めた方がいいのか?続けた方がいいのか?の判断ができます。
ちなみに・・・夜勤を辞めるとは、会社を退職するまたは社内の他部署へ異動するという意味だと思って下さいね。
※夜勤を辞めることを決めたらこちらも読んでみてね…
夜勤を辞めることは決めたけど、何からどう進めていいのかわからない。そんな人に向けて、この記事では夜勤してきた会社を辞める方法をご紹介します。円満に退職するスケジュールを詳しく解説していますので参考にしてみてね。
Contents
夜勤を辞める?続ける?辞めたい理由ごとのアドバイス
まずは・・・8個の辞めたい理由に対して辞めるべきなのか?または続けるべきなのか?を一覧表でご紹介しますね。
それでは・・・どうぞ!
辞めたい理由 | 辞める?続ける? |
①体調管理で苦しんでいる | 続けるべき |
②給料が安くて生活できない | 辞めるべき |
③同じ職場に嫌いな人がいて辛い | 続けるべき |
④いつも憂鬱で気分が沈んでいる | 辞めるべき |
⑤夜勤による健康リスクが不安 | 辞めるべき |
⑥定年まで夜勤にたえられるか心配 | 辞めるべき |
⑦会社が倒産するのではないか不安 | 辞めるべき |
⑧やりたいコトが見つかった | 辞めるべき |
それでは・・・なぜ私がこのような結論に至ったのか?一つずつひも解いていきましょう。
①体調管理で苦しんでいる
『続けるべき』
「昼に眠れない」や「食事がうまく摂れない」などの体調管理で苦しんでいる人は、もしかしたら夜勤の過ごし方を知らないだけかも知れません。
夜勤の睡眠方法や夜勤の食事方法をマスターして、自分なりの夜勤スタイルを確立すれば、夜勤の体調管理はそこまで難しくありませんよ。
また夜勤は賃金が高い、上司がいなくて気楽に働けるなど、メリットもたくさんあるので、職場の居心地が良いなら続けた方がいいと思います。
②給料が安くて生活できない
『辞めるべき』
夜勤の最大のメリットといえば給料の高さです。午後10時から翌午前5時まで割増賃金が支払われますからね。なのに…生活が出来ないほど安月給ならその会社に勤めるメリットはありません。
会社によっては法律で決められた賃金のほかに、企業独自の夜勤手当を支給するケースも多いので、条件の良い会社に転職するのが賢明ですよ。
もし・・・ひと月に数万円給料がUPするなら、年では数十万円のUPです。さらに定年まで考えると数百万~数千万円も収入が変わるかも。私なら迷わず転職するなぁ。
夜勤のある仕事は競争率が低めなので、夜勤を率先して希望する人は採用されやすいと思います。
③同じ職場に嫌いな人がいて辛い
『続けるべき』
嫌いな人間でもずっと同僚として働けば次第に打ち解けるものです。なので一定期間(1年など)は頑張って働くのが良いと思います。すぐ逃げ出すとクセになるので…
その間は黙々と仕事に取り組んでスキルアップをしましょうね。「こいつできるな!」と思わせれば、相手の態度が一気に変わることもありますよ。一人前と認めさせるんです。
⇒嫌いな人との夜勤を乗り越える方法
ただし、長い時間が過ぎても悩みが続くようななら、その人との関係改善は不可能だと思います。そのときは他部署への異動や転職を考えてみましょうね。
※相手が暴力的な言動をはいたり、パワハラ行為があるなら、そんな会社はさっさと退職してしまいましょう。そんな奴らと付き合うなんて人生の無駄なので。
④いつも憂鬱で気分が沈んでいる
『辞めるべき』
夜勤は不規則な生活が続くため、憂鬱になったり、気分が沈んだりしがちです。でも…その状況がずっと続くようなら、うつ病を発症している恐れがあります。
憂鬱、眠れない、イライラ、だるい、食欲が無い、ボーっとする、楽しくない、自責の念、生きるのがイヤ…こんな気持ちが、休日や昼勤務の週でも続くなら要注意です。病院で診察を受けましょうね。⇒夜勤はうつ病になりやすい
もし、うつ病と診断された場合は、会社に相談して、昼勤だけの部署に異動させてもらいましょう。万一、会社が病気に理解を示さないようなら退職も視野に行動を。
うつの症状があるのに夜勤を続けると症状が悪化する恐れがあります。どうかご注意を。
⑤夜勤による健康リスクが不安
『辞めるべき』
いろんな研究から夜勤をすると健康へのリスクがあることが分かっています。その代表的なものにフランスのヴィスナール教授の研究があって「夜勤は10年寿命を縮める」と報告しています。
まさか?
そのほかにも夜勤は、ガンや糖尿病、胃病などの発症率が上昇するなんて研究報告もあります。その健康リスクが嫌だったら夜勤は辞めた方がいいです。不安を抱えながら働くなんてシンドイですからね。
⇒夜勤と寿命について
でも・・・あなたの会社でも、もしかしたら昼勤だけの部署の方がハードだったりしませんか?深夜まで残業していたり。その点、夜勤は交代が来たらスグに帰れます。
昼勤だけの会社に転職したのに夜勤より大変だった…なんてことだけは避けてくださいね。
⑥定年まで夜勤にたえられるか心配
『辞めるべき』
夜勤シフト(昼勤と夜勤を交代でする勤務)って、加齢とともに辛くなっていきます。私自身も40歳を越えた途端、二交代シフト(24時間稼働)に耐えられなくなって辞めてしまいましたから。
その経験からお伝えしたいことがあります。
いま現在、次のようなハードな夜勤シフトで働いている人は、定年まで仕事を続けられそうか?考えてみてほしいです。
・自動車ラインなど体力のいる工場
・一週間のうちに昼夜のシフトチェンジがある工場
・16時間夜勤で仮眠無しの介護施設
・40代、50代の先輩が夜勤で活躍していない
夜勤って、ホントに40歳を越えた辺りから辛くなってきます。睡眠の質が悪くなるし、休みで回復しきれないしね。根性で乗り越えるのは無理です。
昼勤だけの部署への異動を要望したり、こっそり転職活動なども良いです。そのほか副業を頑張るのも、いざって時に役立ちますよ。行動を起こしましょう。
⑦会社が倒産するのではないか不安
『辞めるべき』
私は大阪の工場で10年、名古屋の工場で10年、合計20年夜勤をしてきました。その大阪時代の工場なのですが、実は元請けのゲーム会社が中国に拠点を移すに伴い閉鎖されてしまったんです。
でも…今考えると、キチンと世の流れをニュースなどで情報収集しておけば、十分に対処できたと思うんです。ほんと無知でバカだったわ。
私を反面教師にして、皆さんはしっかりと情報収集をして臨んでくださいね。こっそりと転職活動などしておいて、会社がヤバいと察知したなら、さっさと逃げ出すのが良いと思います。
⑧やりたいコトが見つかった
『辞めるべき』
前向きな転職や独立はどんどんやっていきましょう!でも…万が一の逃げ道は用意しておきましょうね。
※ひとつだけアドバイスをさせて下さいね…
不規則な生活を強いられる夜勤って、どんなキッカケで追い詰められるか分かりません。なので、常に逃げ道は用意しておきましょうね。
逃げ道と言うと大げさですが、方法は簡単で、無料の転職サイトに登録して、気になる求人をどんどんストックしていけばOKです。
そうすれば『転職という選択肢』がもて、いざって時に、転職というカードが切れるので安心です。反対に、逃げ道を用意してないと追い詰められたときに詰みます!
私がお勧めする転職サイトはリクナビNEXTです。最大手なので求人数が圧倒的に多いし、あなたにピッタリの新規求人をメールで知らせてくれるのでチャンスを逃しません。
夜勤ってホント何が起こるか分からないので、今のうちから逃げ道を用意しておいてね。無料なのでリスクはゼロですよ!
あとがき・・・
夜勤を辞めるべきか?続けるべきか?経験者としてアドバイスさせていただきました。
それでは最後に…
私は43歳で退職しましたが、慌てふためいた末、ドタバタの退職だったんです。もちろん、次の就職も決まってないし。
⇒私が夜勤を辞めた理由
今も後悔しているのは、30歳の頃、将来について何らビジョンを持っていなかったことです。当時から転職活動など将来に備えた行動をとるべきだった。
この記事では、転職エージェントをおすすめする理由、私の転職で役立った転職エージェント3選、転職エージェントを使った転職活動5つの手順をご紹介しています。いまの会社が辛くて転職を考えている人は参考になると思いますので、是非ご覧くださいね。
それでは・・・どうかお体をご自愛ください。

記事:けいすけ