けいすけ
夜勤で働くみなさん、こんばんわ。工場で夜勤シフトを20年経験した管理人の「けいすけ」です。

 
昼夜が逆転する不規則な生活一定間隔で発生するシフトチェンジなど、夜勤って辛いことが多いですよね。
 
またその辛さって、肉体的より、精神的にズシリと負担がかかるから厄介なんです。私も夜勤シフトを始めた当初は、不規則な生活に馴染めずホント苦しみました。
 
その当時のこと、心身ともに疲弊していた私は心療内科に通っていたのですが、先生から何度も注意をされたことがあります。それは…
 
夜勤はうつ病を発症しやすい!ということ…
 
夜勤とうつ病タイトルイラスト
夜勤は精神状態が不安定になりやすいのです…
 
この記事では「なぜ夜勤がうつ病になりやすいのか?」を詳しく解説します。
 
夜勤生活では気分が沈んだり、イライラしたり、なんてことがあると思いますが、それって体からの黄信号かも知れません。この記事を読んで自己防衛して下さいね。
 
けいすけ
記事ではうつ病にならないための対策うつ病のチェック方法もご紹介していますので是非ご覧ください。

 
 
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うつ病とは?

まずは・・・そもそもうつ病とはどのような症状をいうのでしょうか?
 
うつ病とは・・・

  • ゆううつで気分が沈む
  • 何をしていても楽しくない
  • 物事に興味がなくなる

 
これらのような症状がほぼ一日中、ほとんど毎日、二週間以上続くことだと言われています。
 

厚生労働省の調査によると
2014年度に医療機関を受診したうつ病患者は約112万となり過去最多でした。治療を受けていない人も入れるとその数はグンとはね上がり…

ムムム・・・
2017年WHOの発表で506万人との調査結果が出ています。日本人の25人に1人がうつを経験している訳ですね。

 
それではなぜ夜勤はうつ病を発症しやすいのでしょうか?

夜勤でうつ病になる3つの原因

かつて私は心療内科の先生から「昼勤にくらべ夜勤はうつ病を発症する可能性が高いので気を付けるよう」にと、しつこいくらいに注意を受けました。
 
その時に原因として挙げられていたのは次の3つです。

  1. セロトニンが欠乏しやすい
  2. 睡眠不足になりやす
  3. 症状に気付きにくい

 
それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.セロトニンが欠乏しやすい

うつ病がなぜ起きるのか?実は・・・その発生メカニズムはいまだ解明されていません。
 
しかし仮説のひとつとして脳内での情報伝達物質が欠乏していることが関係していると言われています。多くの抗うつ薬がこの仮説を元に開発されているんですよ。
 

 
その情報伝達物質のひとつにセロトニンがあります。
 
セロトニンは「意欲」や「気分」など人間の感情に関する情報を伝達していて、欠乏すると体は緊張状態となってうつ病の症状が出ると言われているんです。でも…
 

夜勤をするとなぜセロトニンが欠乏するのでしょう?
セロトニンは脳内で日中に分泌されるためなんです。そして効率よくセロトニンを分泌させるためには、日中にしっかりと光を浴びることが重要なんです。

 
 
 大事なところなのでイラストを使って詳しく説明しますね。
 
 
昼勤の規則正しい生活

夜勤とセロトニンのイラスト
朝、目から入った光が脳に届き、脳内でセロトニンの分泌が始まります。明るい環境で活動すれば分泌は日中いっぱい続きます。
 
夜勤とセロトニンのイラスト
日没後、昼に生成されたセロトニンを材料にして睡眠物質メラトニンの分泌が始まります。23時頃メラトニンが眠りを誘うレベルにまで上昇、そこで眠れば上質な眠りが得られます。
 
セロトニンとメラトニンの分泌グラフ
深夜2時ごろ、メラトニン分泌のピークです。グラフで表すとこんな感じ。このグラフのようなサイクルを規則正しく繰り返すことが、健康な生活をするためには重要なんです。

 
 
では・・・夜勤ではどうなるのでしょう?
 
 
夜勤の不規則な生活

昼に眠るイラスト
夜の仕事に備えて昼間に寝なければいけません。もちろんセロトニンが正常に分泌されるはずがありません。そして夜…
 
夜に働くイラスト
メラトニンが分泌される時間ですが、材料となるセロトニンも乏しい。そもそも夜通し起きているためメラトニンはほとんど分泌されません。

 
 

矢印のイラスト

このように夜勤はセロトニンが欠乏するため、うつ病が発症しやすくなると考えられるんです。
 
 

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2.睡眠不足になりやすい

人間は太古の昔から、太陽が昇るとともに活動し、夜には眠るといった生活を送ってきました。そのため人間の体には1日周期で時を刻む体内時計が備わっているんです。
 
しかし夜勤は体内時計に逆らうような生活をしいられます。そのため睡眠不足になりやすいんです。当然ですよね。
 
そしてその睡眠不足はうつ病と密接な関係があるとされています。
 

 
みなさんも睡眠不足で、仕事に集中できない、やる気が起こらない、イライラする…なんて経験があるのではありませんか?
 
実は、これらの症状は睡眠不足で脳が正常に働かないため引き起こされているんです。
 

けいすけ
睡眠には脳の機能を正常に保つ役割があります。眠っている間に、脳の組織を再生し、ストレスを取り除いたり、記憶の整理を行っているんです。

国立精神・神経医療研究センターの研究によれば「人間は5日寝不足が続くだけでイライラや不安などの抑うつ症状が強まる」のだそうです。
 
 

矢印のイラスト

このように夜勤は慢性的に睡眠不足となるため、うつ病を発症しやすくなると考えられるんです。
 
 

 
 

3.症状に気付きにくい

うつ病は初期の段階で適切な医療を受ければ回復できる病気だと言われています。
 
うつ病の初期症状には以下のようなものがあり、この複数が継続的に現れると注意が必要です。
 

  1. ゆううつで気分が重い
  2. 疲れているのに眠れない
  3. イライラする
  4. 疲労感があり体がだるい
  5. 食欲が無い
  6. 思考力が落ちる
  7. 何をしても楽しくない
  8. 自分を責める
  9. 生きるのが辛い

 
うーん・・・でもこれって、
 

けいすけ
7番、8番、9番を除いたら夜勤をしていたら普通に現れる症状ですよね?

 
 
そう・・・夜勤中はうつ病と似たような症状を常に感じていることが多いんです。
 
私がお世話になったお医者さまの話でも、夜勤をする人は「夜勤だからこんなものかな?」と考えて、なかなか病院を訪れないだとか。そして病院を訪れたときには症状が重くなっていることも多いそうです。
 
 

矢印のイラスト

このように夜勤はうつ病の初期症状に気付きにくいため、うつ病を発症しやすくなると考えられます。
 
 
 
 
※注意

うつ病はひとつの原因だけで発症するのではなくて、さまざまな要因(人間関係、家庭環境など)が重なって発症すると言われています。ご紹介した3つの原因もうつ病発症の一要因に過ぎませんのでご注意ください。

 
 

夜勤でうつ病にならないためには?

夜勤をする人がうつ病にならないために・・・次の2つを心掛けましょう。
 

  • 睡眠をしっかりとる
  • セルフチェックをする

 
それでは順番に解説しますね。

睡眠をしっかりとる

うつ病と密接な関係があるという睡眠不足にならないため、不規則な生活がしいられる夜勤のなかであっても、睡眠をしっかりとることが重要です。
 

けいすけ
でも・・・昼間って眠れないんだもん。しかも週単位でシフトチェンジ(昼夜の交代)があって、週明けはいつも時差ボケのような状態だし。

 
そう・・・夜勤中の睡眠ってなかなか大変ですよね。
 
しかしその大変な夜勤の睡眠は、睡眠の取り方や夜勤前(夜勤明け)の過ごし方を見直すことで大幅に改善できるんですよ。
 
もし自分なりの夜勤スタイルが確立できていないなら、私が書いた以下の記事を参考にしてみてね。
夜勤の睡眠の取り方
夜勤前の過ごし方
夜勤明けの過ごし方
 
 
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セルフチェックをする

うつ病は初期の段階で適切な治療をすれば治る病気だと言われています。しっかりとセルフチェックをして、少しでも気になるようなら専門家に相談しましょう。
 

けいすけ
次の1~9のような症状の複数が、ほぼ一日中、ほとんど毎日、二週間以上続くと注意が必要です。

-セルフチェック-

  1. ゆううつで気分が重い
  2. 疲れているのに眠れない
  3. イライラする
  4. 疲労感があり体がだるい
  5. 食欲が無い
  6. 思考力が落ちる
  7. 何をしても楽しくない
  8. 自分を責める
  9. 生きるのが辛い

 
ただし夜勤をしていると日常的に1番~6番の症状を感じることが多いので、症状が休日にも続くのか?また昼勤へシフトしたあとも続くのか?をチェックしてくださいね。
 
 

赤十字 病院でうつ病と診断されたら…

 
みなさんそれぞれの生活があるので勝手なことは言えませんが、私の考えとしては、会社に対して「夜勤の無い部署へ異動」を訴えるべきだと思います。
 

けいすけ
もし会社が病気に理解を示さない場合は転職も視野に行動するべきです。会社なんて体を壊してまで在籍するところじゃ無いので。

 
 
※うつ症状がある方は、就職や転職に対して不安をもってしまいますよね。そんな方々ための就労支援サービスがあります。収入にもよりますが9割以上の方が無料で利用されています。
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あとがき・・・

夜勤とうつ病の関係についてご紹介しました。
 
それではもう一度、重要な部分を繰り返しますね。

夜勤がうつ病になりやすいとされる原因
1.セロトニンが欠乏しやすい
2.睡眠不足になりやす
3.症状に気付きにくい

 
夜勤でうつ病にならないための対策
・睡眠をしっかりとる
・セルフチェックをする

 

 
ところで・・・万策を尽くしても夜勤に馴染めない人もいると思います。もともと夜に働くこと自体が無理な話なので、気にする必要なんて無いです。ただし…
 

夜勤が辛いなぁ…と感じる人は必ず「逃げ道」を用意しておきましょう!   夜勤を辞めたい人は参考にしてみてね…

 
 
それでは・・・
 
けいすけのイラスト
記事:けいすけ

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